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ブログ 2018/08/26
杉綾コーヒー豆、海を渡るのこと
地球はどうしてしまったんでしょうか。
本日もストリートは猛烈な熱気、残暑なんてレヴェルではありません。
年々、夏が過酷さを増して耐えがたいものになってきているように思えます。
一度この分野のオーソリチィーに話を伺ってみたいものであります。
・・・・・・とまあ、前置きはこの辺にしまして・・・・・・。
・・・・・。
そうです!
というのも、縁あって恩師のひとりであるかたからご紹介頂いたアメリカ人のお客様が、本国へ帰省する際コーヒー豆を持って行くとのことで、当店がそのコーヒー豆の焙煎の任を仰せつかったのであります。
焙煎豆は今頃、万里の波濤を越えてトーキョージャパンから遙か遠くの亜米利加の大地に到達していることでしょう・・・・・・・。
なんたる快挙!
我が覇業成れり!!
男子の本懐ここに極まる!!!
者ども祝杯じゃ、ぎやまんの杯と葡萄酒を持って参れ!!
はは~っ!!
・・・・・。
・・・・・って少々大袈裟か?
いやでも、嬉しい限りであります。
もはや思い残すことはありません(!?)。
ともあれ今回の一件はかなり刺激と勉強になりました。。
お客様や師を始め、皆々様に感謝する次第であります。
さらに色々な方にいいモノを提供できるよう励もうと思います。
今しばらく暑さも続くようですので皆様におかれましてはご自愛下さい。
それではまたお会いできる日を心待ちにしつつ、筆を置くというか当記事を終わりに致します。
ありがとうございました。
(引き渡し当日。さらばグアテマラくんマンデリンくん、達者で暮らしたまえ)
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お知らせ 2018/08/16
夏期休業のお知らせ
お盆休みも終わりであります。
当店も遅まきながら下記の期間、夏期休業致します。
8/17(金)~22(水)
研修、機器・店舗メインテナンスなどのため少々お日にちを頂き恐縮です。
ご不便ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
23(木)から平常通り営業致します。
涼しくなるころには少々話題をお届けできると思いますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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お知らせ 2018/08/14
お盆期間中は平常通り営業しております
世間はお盆、街は静かであります。
当店はお盆期間中もマイペースに営業しております。
そしてお盆が終わりストリートにふたたび賑やかさが戻ってきたころ、当店もしばし夏期休業に入ります。
夏期休業といっても機械と店のメインテナンス、研修、秋に向けての店の改善などがありますので地味なものです。ビーチで優雅にドライマティーニ、みたいなわけには行きません(もし来世があって、やれる立場だったら考えたいところですが・・・)
いやしかし、一日くらいはゆっくりエンジョイしたいですね・・・・。
ラムの炭酸割りかなんかなめつつ、仕入れてきた本でも読もうかなーと思います(うわっやっぱり地味)。
・・・・・・・。
とにかくお盆は営業しております。
ひとまずお知らせでした。
(コンパクトな友人たち。ネタは充分です。)
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お知らせ 2018/07/29
限定豆第二弾であります
ホンジュラスに続く限定豆第二弾・・・・・。
今回はインド マラバール ゴールデン・モンスーンであります。
収穫したコーヒー豆を季節風(モンスーン)に晒し独特な味わいをもたせる「モンスーニング」で処理されたコーヒーであります。
豆は大きく粒が揃っていて、丁寧かつ良質さを感じます。
味は酸味控え目でマイルドなボディ、余韻はビターでほのかにスパイシー。
総じて良質な苦みを楽しめるコーヒーであります。
今回はホンジュラスよりまとまってストックがありますので、そこそこ提供できると思います。
シティローストで100g/¥580であります。
当店定番のインド・カラディカン農園(精製方法はナチュラル、強いワインフレーバーと果実感)と飲み比べてみるのも面白いでしょう。
後処理・精製方法の違いでも味わいが大きく変化するということを体験できるのではないのでしょうか。
美味でございますぞ・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
しかしモンスーニングとは考えたものよのう・・・・・。
(*以下、ここから先は話が店主の独断と偏見の杉綾テイストになります。ご注意下さい)
そもそもこのモンスーニング、発祥の経緯が面白い。
昔、インドから欧州にコーヒー豆を船便で半年くらいかけて運んでいたそうなのですが、その航海の期間中に生豆が外気や時間などの影響をうけて「変化」し、独特な外見と香味を持つ 「黄金色の豆」になって欧州に到着したらしいのであります。
その「変化」が熟成や枯れ、といったモノなのかを考えるのも興味深いのですが、主題から外れるのでここでは触れるのを控えます。三日四日かかってしまいますし、誰もそれは望まないでしょうから・・・・。
ともあれ、その輸送プロセスが偶然及ぼした独特なコーヒーの香味は欧州で好まれたそうなのですが、やがてテクノロジーの進歩によって船便の輸送期間が高速化したことで、そういったコーヒーは市場から見られなくなったのでしょう。
どっこい黄金色のコーヒーに対する需要は滅びなかったことから、再度インド側がそれに応えるべく、モンスーンを利用したコーヒーを生産しはじめた・・・・というのが発祥のあらましであります。
・・・・・・なるほど、船便でのんびり運ばざるを得なかったコーヒーが偶然にも独特な個性を持ったコーヒーに変化したと。
こういうクダリ、わたくし大好き!!
ノールウェーのアクアヴィット、リニエもそんな感じだったような。昂奮ですぞ、これは。
だいたい、あちらの人々は気が長いというか、熟成や寝かしみたいなのは色々な食品でやりますよねえ。
この思想というかスローなタイム感?みたいなの、好きですね。グレイトです。
日本人はどっちかというと若いのを新鮮なウチに賞味する文化が優勢ですかね?
(古酒やなれ寿司みたいなのもありますから一概には言えませんが)
国土や気候、歴史的事情から長期的視点で物事を考えるような民族性は育まれていないという考え方からすれば、そうかも知れませんし、それもそれでもちろん好きなんですが。
いやでも、熟成っていう概念ひとつをとってみても、あちらの方は時間の経過というものに対するとらえ方が違うんでしょうか。
うーん面白いですな。
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お知らせ 2018/07/22
限定販売ホンジュラス、完売しました
相変わらず暑い日が続いております。
ホンジュラス・クラシックマルカラ、早くも完売しました。
ありがとうございます。
予想以上に好評でした。
供給が安定すれば定番商品にしたいんですが・・・・・。
次の限定豆も近日中にお出ししてみようと思います。
またお知らせ致します、本日はホンジュラス完売のご報告でした。
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